WebRTC Solution
WebRTCとは「Web Real-Time Communication」の略称で、Web会議システムやライブストリーミング・動画配信サービスなどで利用される技術です。
リモートワークが当たり前になった現在では、ユーザー間のコミュニケーションを支えるバックエンド技術の要素です。

WebRTCとは?
WebRTCとは「Web Real-Time Communication」の略称で、Webブラウザを利用してビデオ・音声・データなどを端末同士でリアルタイムにやり取りできる通信規格のことです。
リモートワークが当たり前になった現在では、ユーザー間のコミュニケーションを支えるバックエンド技術の要素です。
◆メリット
プラグインのインストールやネイティブアプリをダウンロードする必要はなく、Webブラウザでボイスチャット、ビデオチャット、ファイル共有など、Webブラウザを利用して通信ができます。
◆デメリット
Google ChromeとMozilla Firefoxで利用できるAPIの仕様が異なっていたり、Updateで仕様が変わったりと実装後の苦労が多かったです。今では、仕様が安定しています。Internet Explorerでは利用ができませんでしたが、MicroSoft Edgeで利用ができるようになりました。
WebRTCは、3つの通信方式(P2P,SFU,MCU)がありますが、P2P(Peer to Peer)通信・SFU通信の場合は、接続人数が増えると、1台当たりのブラウザの処理量と通信トラフィックが増大してしまいます。
実績1
・WebRTCを利用したWebPhoneと、クラウドIP-PBXによるフリーアドレスのアウトバウンド型コールセンター
特徴
プラグインのインストールやネイティブアプリをダウンロードする必要はなく、Webアプリケーションへログイン後、すぐにコールセンタを利用することができます。
インターネットに接続することができれば業務ができるので、テレワーク型の人材活用が可能となります。
13万コール/日のインフラを支えています。
実績2
・Web会議システム(SFU、MCU)と画面共有機能、チャット機能などのコミュニケーションツール開発
特徴
SFU方式
SFUとはSelective Forwarding Unitの略称です。
会議室へ接続する利用者の音声と映像をSFUサーバが中継します。
P2P(Peer to Peer)通信よりも接続数を減らすことができるため 同時接続数を増やすことができます。
MCU方式
MCUとはMulti-point Control Unitの略称です。
10人以上の会議では、SFUを利用しても1端末の通信量が多くなります。MCU方式では、音声や映像をMCUサーバ内で合成してから接続先端末へ配信します。 参加者が増えても端末負荷や端末の通信量が増えず、同時接続数を増やすことができます。
但し、MCUサーバーの処理負荷は、SFUサーバーより増大なものとなります。